都市の密度と集約とコロナ

12年前の博士論文では農と住が混在する市街地について調査・分析し論じた。

土地利用が混在する現状を前提に、この状況を活かした計画論構築が必要だと考えていた。

その後、非建築的土地利用や空地の暫定利用など様々な話題に触れることが多くなってきた。

そして、ここ最近のコロナになるのだが、東大の横張先生もいっておられたが、日本的な混在がじつは、適切な密度確保とか、ステイホーム・地域での生活の質の向上という中では緑地に触れる機会がも実は生んでいてプラスに評価できるのではとも思う。

役人の予算をとってくるロジックのような多面的機能評価は好きではないが、こうした土地利用の状態が生み出す機能として、あらたに浮かびあがってきているのだろうか。